日本プレクシャ・ディヤーナ協会


“この世でいちばん美しいものは、見ることも触ることもできない。それは心で感じ(観じ)なければならない。”
—アチャーリヤ・マハープラギャ

本場インドの
プレクシャ・メディテーションから授かった
すばらしい瞑想の叡智を日本に紹介しております。

【日本プレクシャ・ディヤーナ協会とは】
プレクシャ・メディテーションと呼ばれるインドのジャイナ教のテーラパンタ派で実践されている瞑想法を純粋に日本に紹介するために設立された任意団体です。この瞑想体系を順を追って学べる講座、合宿の機会を設置し、学習教材としての書籍、CD、DVDなどのメディアの提供も行っております。
*ジャイナ教やテーラパンタ派の在日宗教団体ではありません。宗教の強制や勧誘などは一切ありません。

【プレクシャ・メディテーションとは】
プレクシャ・メディテーション(知覚瞑想)は、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

プレクシャ(Preksha=Pre+iksha)とは、サンスクリット語で好き嫌いを交えずに、ただ深く観察し、知覚することを意味します。観察・知覚する対象は自分自身です。心と体の動きを断ち、自分自身の内面に意識を集中すること(メディテーション=瞑想)によって、ストレスや不安定な精神状態から解消され、心身が健やかに維持されます。

プレクシャ・メディテーションを継続的に実践すると、自己を客観的に認識する能力が開発され、行動の変化や人格の発展がもたらされます。プレクシャ・メディテーションは本来の自分を取り戻し、それをより純粋なものにしていくための大変高度な実践テクニックです。

【プレクシャ・メディテーションの特長と体系】
理論面であれ実践面であれ、この瞑想ほど細かく体系的に構築されている瞑想法は他にありません。それゆえに説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。また理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

プレクシャ・メディテーションの体系には瞑想だけでなく、瞑想をより深く実践するための様々な技法が用意されています。アーサナを主体とするプレクシャ・ヨガや呼吸法、音(発声・言葉)を利用した浄化・調整法、多彩なムドラ―(手印)など、古来よりインドに伝わる瞑想のための妙技があります。

この瞑想法は、日本では沖ヨガの沖正弘導師が「真の純粋さを学ぶには、ジャイナ教に学びなさい」といわれ、それから数十年沖ヨガ内で研究されてまいりました。

【プレクシャ・メディテーションの構成と効果】
プレクシャ・メディテーションの体系は7種類以上の手法から構成され、目的に応じて以下の瞑想法を自在に組み合わせて実践することができます。

①カヨ―ウッサグ(身体の完全なリラクゼーション)不眠症の改善・ストレスの緩和
②アンタルヤートラ(内なる旅)体内エネルギーの活性化・神経系のバランス調整
③シュヴァーサ・プレクシャ(呼吸の知覚)心の安定・元気の回復・緊張の緩和
④シャリーラ・プレクシャ(身体の知覚)集中力・免疫力の向上・細胞エネルギーの活性化
⑤チャイタニヤ・ケンドラ・プレクシャ(精神の中心点の知覚)ネガティブな性格の改善・直観力の向上・自己コントロール
⑥レーシャ・ディヤーナ(色彩瞑想)悪癖・中毒・依存症の克服、欲望や感情の鈍化、高潔な人格形成
⑦アヌプレクシャ(沈思黙考と自己暗示の瞑想法)具体的な目標の実現、深い悲しみの克服、不安感・恐怖心の解消など

上記はほんの一例ですが、これらを日々実践すれば潜在意識の深いレベルから自分を望ましい方向に変えていくことができるでしょう。