ディープな旅 ネパール・インド瞑想の旅 <特別編> (伊東真知子)

昨年11月18日~28日の11日間「ディープな旅 ネパール・インド瞑想の旅」は、
初めてネパールで開催されるジャイナ教国際瞑想キャンプに参加したあと、ネ
パールとチベット、中国に囲まれている北インドを訪れてきました。

成田に集まったのは、キャンプ参加経験者5名、初参加6名、そのうちインド初
めて3名、海外旅行も初めてという人もいたため、出発前に現地の情報やジャ
イナ教の地を訪れる際の注意点などを事前にお知らせしました。

まずはデリーで1泊。翌朝、カトマンズへ向けてまたすぐに飛行場へ。
カトマンズはトランジットの時間が少々あったので、目玉寺で有名なネパール
仏教寺院スワヤンブナートを訪れました。参道の頭上には、願いをのせた5色
の旗タルチョが絡まりそうなくらいに、たくさん交差して、ああ~ネパールに
来たなぁという実感が涌きました。タルチョは、ただの飾りではなく、そこで
暮らす人たちの願いがいっぱい込められています。

お猿さんもたくさんいるスワヤンブナートからまた飛行場に移動。ビラトナ
ガールへの国内線のプロペラ機の胴体には「buddha Air」とあり、ありがたそ
うな飛行機です。飛行中、夕暮れ時に飛行機の窓から見ると、夕日に赤く染ま
ったエベレストの山々が見えました。感激!

ビラトナガールに到着したころは日がすでに落ち、飛行場も周囲も真っ暗、車
でしばらく走っても真っ暗で、不安になるほどの田舎でした。それでもカトマ
ンズの次の大きな街と後で聞いて、随分驚きました。

キャンプでは一部のムニ(男性僧侶)達が来ており、2年ぶりでしたがとても
元気そうです。小さかったムニも背が伸びて大きくなっていました。一昨年は
かなりのハードスケジュールだったので、今回は少しゆったりスケジュールを
お願いしました。するとかなりゆったりになり、午前中と午後と2クラスずつ
の受講。自分たちで早朝にヨガをやりました。

一昨年ムニ・ジャイ・クマールジに教えてもらった「幸せの雨が降る」という
瞑想をリクエストしました。それは唯一体を自由に揺らせることができる瞑想
法で、とても楽しい気分になります。

3日目に坂本先生のアワード賞の受賞式があり、ロシアからのキャンプ参加者1
1名が「プレクシャ・ソング」でお祝いをしてくださいました。アチャリアか
らは、今後、日本でのさらなるプレクシャ・ディヤーナの拡大をという課題が
出され、頑張らねば!

翌早朝にキャンプをあとにし、車で再入国してダージリンを目指します。
ダージリンは標高2000mにあり、紅茶で有名ですが、イギリス統治下では避暑
地として繁栄を極めた街です。急な勾配のところにへばりつくようにしてでき
ている街は、実に感動ものでした。よくこんなところに街を作ったなぁ・・・
と。そこから見える世界第3位の高峰カンチェンジュンガは神々しく、この神
宿る高い峰が朝日を浴びてピンク色に輝くさまは、「無理してでも来てよかっ
た」「これを見られただけでも・・・」と幸福感でいっぱいになりました。

ダージリンからガントクへ。
シッキム地方は、インドとは言え、そこに住む人や文化、宗教が違い、インド
にいることを忘れそうになります。ネパール人ガイドのスメダさんも観た感じ
日本人とほとんど見分けがつかないくらいで、控えめで、誠実で素晴らしい方
でした。ガントクは中村天風がカリアッパ氏に連れられて、ヨガと瞑想の修行
をしたところです。

チベット仏教寺院やチベット難民センターを訪れました。難民センターではチ
ベットの国と難民の人々に対して、様々な思いを胸にいただきつつ、せめても
の気持ちと、お土産をたくさん買い込みました。

ガントクのあとは、カリンポンへ。
カリンポン最大のドゥルピン僧院を訪れたら、えび茶色の僧衣を身につけた若
い僧たちが本堂で一堂に会し、マントラを唱えていました。ジャイナ教とはま
た違う味わいのマントラです。この僧院が建つ丘の上からは、遠くエベレスト
山群が見渡せます。

旧シッキム王国の交易路上の宿場町として栄えたカリンポンは、後に英領イン
ドの西ベンガル州となり、キリスト教布教のため教会が建てられました。その
教会は、建物はネパール・ヒンドゥー様式、壁画はチベット風(イエス様がチ
ベット仏教ゲルク派の黄帽をかぶって袈裟を着ていたり、マリア様が蓮の上で
説法をしていたり…)のとてもユニークなカトリック教会です。

今回いろんなことで驚いたことはたくさんありましたが、一番驚いたのは、す
ごい山奥の掘立小屋のような物売りのお店の軒先に、携帯会社なのか、オレン
ジ色のバナーがどこにでもあったこと。そしてどんな田舎でも携帯をみんなが
持っていること。坂本先生は、「固定電話が浸透する前に、携帯が広まったか
らでしょうね」とお話しされていました。

さらにチベット仏教の若いお坊さんたちがスマホを持っていたことには、本当
に驚かされました。ジャイナ教のムニたちは、今もって、お金も触らなければ、
電話もしないでしょうに。それとも固定電話で「もし、もし・・・」とかやっ
ているのでしょうか? ちょっと想像がつきません。

カリンポンからまた飛行機でデリーに飛び、11日目の朝に全員無事に成田に到
着しました。今回は旅行中、喉の調子が悪いという人がいましたが、病気やケ
ガもなく、飛行場以外で日本人に会うこともなく、本当に充実したまさにデ
ィープな旅でした。

一緒に行くはずだったWさんは、残念ながら病気になってしまい行けませんで
したが、次回は元気になってぜひ一緒に行けたらいいですね。
頑張れ! Wさん。

インド瞑想キャンプから帰国しました! (伊東真知子)

28日(土)に「ディープな印度 プレクシャ・メディテーション研修」11日間
の旅を無事に終え、成田に全員元気に帰国しました。

今回のジャイナ教国際瞑想キャンプは、インド国境に近いネパールのビラトナ
ガールという観光地ではない本当に素朴な田舎町で開催されました。
11月18日に成田を出発して10時間近くかかってデリーで1泊。翌朝早くまた飛
行機に乗りカトマンズを経由して、国内線に乗り換え2日がかりで夜ようやく
現地に到着。キャンプそのものは、ネパールという地域的なことがあったのか、

海外からも国内からの参加者も少なく、小規模なものでした。一昨年の超ハー
ドな講座の連続ではなく、ゆったりとしたスケジュールで初参加の人たちもホ
ッとひと安心。坂本先生の受賞式も無事終了し、6日目にビラトナガールから
は、バスが通れないほどの細い山道を3台の乗用車で延々と行き、紅茶で有名
なインドのダージリンに。そこでは世界第3位の高峰カンチェンジュンガを畏
敬の念を持って眺め、8日目はシッキム王国だったガントックへ。さらに最終
目的地の中村天風さんが修行されたというカリンポンを廻ってきました。ガン
トックやカリンポンでは、これまでのラジャスタン州とは打って変わって文化
が全く違うように感じました。

チベット仏教のお寺が多く、お坊さんもずいぶんたくさん見かけました。
カリンポンのチベット仏教のお寺で、瞑想をしたのはとても素晴らしい体験で
した。

次回の12月7日(月)19:00からのプレクシャ研究会は、「お釈迦様の脳科学」
を基に仏教の話題をみなさんと交わしながら楽しい時間を共有したいと思いま
す。
みなさまのご参加をお待ちしております。