2022年6月23日㈭に今期のプレクシャ・メディテーション指導士養成講座Level2の最終日を迎えました。
この日の実習はプラナ・サンチャラニー・ムドラの応用でした。これはプレクシャ瞑想のテクニックを組み合わせた、長年研究し続けてこられた坂本先生の、独自の瞑想技法でした。それを先生は、わたくしたちに惜しげもなく教えてくださいます。もちろん年数も実践も勉強も全く足らない私には、先生の瞑想の深いレベルのかけらすら見つけることは難しいのですが、それでも今、坂本先生の講座を受講でき、同じ時間を過ごす魅力的な方々に出会えたという、この巡りあわせにとても感謝しています。
コロナ禍はそれまでの生活を続けることを困難にしました。木曜日夜にあったヨガ講座が休講になり、しかしそのおかげさまで、この2年半は落ち着いて養成講座に参加することができました。じっと座って自分自身に意識を向け続けることの意味や気持ちよさを、理解することも体感することもほとんどなかった私にとり、じっくりと学ぶ時間がどうしても必要だったのだと思います。今では、特別なことが起こらなくても、ただ淡々と瞑想を続けていくことが、身に付きつつあります。
コロナ禍、家族のステージ、自身の興味、東京にいること、そのほかのあらゆることのタイミングが合って、プレクシャ瞑想に出会い、そして講座を通して見聞きし体感したすべてのことが明日の私を作ります。自分では覚えていないはるか昔の小さな事柄や発言やいただいたものが、今日の私となって、たくさんの人との出会いや経験がまた重なっていきます。だから今日、今できることを最大限に純粋に楽しんで行っていきたいと思います。
(2022年7月129号メルマガからの転載)
日本プレクシャ・ディヤーナ協会 指導士・山口みゆき
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[「瞑想の源流を探る旅 世界一平和なジャイナ教」に参加して]
2022年11月2日~
※出発前
今日は11月1日。明日からインドに出発します。
今回ツアー参加を決めたのは、
初心者の私は準備に不安もありましたが、
また、
準備万端、明日からが楽しみです。
※ジャイナ教キャンプ
今日は11月11日、キャンプのプログラムが終了し、
11月2日に羽田発JALの飛行機でデリーに到着しました。
空港にはガイドのサンジーブさんがお迎えに来てくださっていまし
デリーは光化学スモッグの影響で臭いがして、視界もききません。
11月3日に11時間もかけてバスでラドヌーンに移動。
今回はラドヌーンのジャイナ教施設に宿泊し、
ラドヌーンは乾燥しているので、昼の日差しは強いけれど、
ラドヌーンの宿泊所では、
日の出は朝7時前なので、暗いうちから動きます。また、
私は初めてのキャンプ参加なので、
ジャイナ教のお坊さんは、日本で聞いていた通りに、
それだけを聞くと、変な格好をした、人間離れした、厳しい宗教。
また、私が日本で学べたのは、
講義の内容などは、先生や先輩方がまとめるでしょうから、
※観光
今日は11月16日、
瞑想キャンプ終了後、12日世界遺産のラナックプール寺院、
それぞれの移動はバスで5時間~8時間あり、
観光の中では、
また、
たくさんの方々のおかげで、忘れられない旅になりました。
(2022年11月132号メルマガからの転載)
日本プレクシャ・ディヤーナ協会 指導士・山口みゆき
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坂本先生の熱心なご指導で、6月に指導士の資格をいただくことができました。まだ指導をさせていただくには未熟すぎますが、私なりに4年前に始めたころよりは、静かに座って自分を観察することの価値を実感することができました。私のような瞑想のセンス(?)がない者ほど、いくつものやり方があり、決まった手順があるプレクシャメディテーションは向いていると思い、これからもわずかづつではありますが、深めていきたいです。
さて、もうすぐ私は12年間もいた東京から引っ越します。もともと夫が2年に一度転勤するのでそれに同行していたのですが、子供の学校の都合で思いがけず長く住みました。引っ越しを決めてから、毎日が貴重で、これほどたくさんの人に囲まれていたことに驚き、そして感謝の気持ちがあふれてきます。12年も定住するうちに、毎日がどの瞬間も、二度とない奇跡の時間だということを忘れがちになっていました。変化すること、終わるけどまた始まるということ、ゼロになるわけでもないこと、よく考えてみたいです。
(2023年7月140号メルマガからの転載)
日本プレクシャ・ディヤーナ協会 指導士・山口みゆき
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子供たちの独立を機に、昨年7月、12年間住んだ東京を離れ、長く全国を転々として単身赴任をしていた夫と一緒に住むことにしました。今は静岡県小山町須走で、毎日雪の富士山を眺めながら暮らしています。もともと結婚して以来1~3年で引越しをする転勤生活でしたので、家具も少なく人間関係もさっぱりしたものでした。しかしさすがに12年も同じところに住むと荷物も増え、友達もでき、仕事もあり、大変居心地がよくなっていました。
このまま東京で暮らそうか、夫と再び転勤生活をするかかなり悩みましたが、後者を選びました。荷物の処分、自宅の今後、仕事の引継ぎ、引越しのあいさつと、たくさん考えること・やることがありました。しかし、すべては変化する、執着はしようと思ってもできないと思いながら整理するうちに、どんどん身軽になる私がいました。そしてたくさんの人に恵まれていたことに感謝が深まりました。
変化するからこそ、また新しく生まれるもの、得られるものがあります。また、執着しようとしてもできないからこそ、今が大切です。執着したいものがあることも、それだけ大切なものがあるということなので幸せなことです。
(2024年2月147号メルマガからの転載)
日本プレクシャ・ディヤーナ協会 指導士・山口みゆき