はじめてのプレクシャ・メディテーションVol.6

4月にスタートしましたプレクシャ・メディテーションの週末クラス・第六回目になります。

プレクシャ・メディテーションは、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

理論面、実践面ともに、細かく体系的に構築されている瞑想法であるため、説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。

理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

内容)
講義:呼吸とは何か?呼吸の深い宗教哲学的な意味
実習:ジャイナ教哲学、アネカーンタ、アヒムサ、アッパリグラハについて

*指導者養成講座Lv1では さらに下記の内容についての講義をお聞きいただけます:

ジャイナ教瞑想と仏教瞑想の相違点と類似点とは何か?
マントラを唱える意味とは何か?

身体の宗教哲学的意味とは何か?
肉体、電磁気体、カルマ体、魂とは何か?
8つの主要なケンドラとは何か?

日時:9月8日(日)10-12時(開場:9時半)

会場:池袋駅西口・平舎Hiraya(住所:豊島区西池袋5-12-3

受講料:2000円

講師:坂本知忠

日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長
福島県重文民家・叶津番所オーナー
みずなら只見ユイ道場主
プレクシャ・メディテーション研修のため渡印12回
2015年プレクシャ・アウオード受賞
著書)「ジャイナ教の瞑想法」「勝利者の瞑想法」「坐禅の源流印度へ」「白神山地」「虹のクリスタル・ワーク」「ジャイナ教の瞑想法」他

問合先:日本プレクシャ・ディヤーナ協会(japan@preksha.com)

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。

コラム:人類のカルマ・人類存亡の瀬戸際

地球温暖化の嘘は嘘

地球温暖化の脅威についてはこのメールマガジンでも過去に何度か取り上げ
ている。原稿を書いている今は8月の半ばで、今夏はまだ終わっていないが、
今年の夏は世界各地で気候変動による異常高温や洪水被害、大規模な山火事
の発生が多発している。国内でも昨年の九州北部豪雨に続き西日本豪雨災害
が起き、各地で40℃を越える猛暑が連日観測されている。埼玉県熊谷市では
7月23日、41.1℃を観測し国内観測史上最高気温を更新した。いまだに、地
球温暖化は人間活動、CO2の増加が原因ではないとして、地球温暖化は嘘だ
という論調を展開している馬鹿な学者(中京大学の武田邦彦教授など)が
存在しているが、今では地球温暖化の嘘は嘘だと否定する科学者の考えが
世界の主流になっている。

再び地球環境問題がクローズアップ

私は1980年代から地球温暖化問題に強い関心をもっていて、ジャーナリズ
ムの報道に強い関心を寄せてきた。2006,7年ごろ元アメリカ副大統領のアル
・ゴアによる「不都合な真実」が出版されて地球環境問題は一気に盛り上が
ったが、数年後沈静化して、最近、日本ではあまり新聞やテレビに報道され
なくなっていた。マスコミ関係者は東日本大震災や原発事故の復旧、経済問
題やスキャンダルの報道を優先し、地球温暖化問題は不都合な真実として報
道自粛していたように思える。

その報道自粛で情報が少なかったこの10年間に地球温暖化問題は着実に進行
していた。今年になって積み重なった原因が一気に噴出してきて、世界中の
誰の目にもただならぬことが地球気象に起こっていると実感されるようにな
った。世界に異常気象と災害が続出しているのでマスコミも報道せざるを得
なくなってきている。世界で起っていることを総合的に見れば、何が今起こ
っていて将来どのようなことが起こるか大まかに知ることが出来ると思う。

世界各地で洪水起こる

今年の4月、イスラエルからパレスチナ自治区ヨルダン川西岸にかけて、
大雨や洪水、雹などの影響で若者ら十数人が死亡。乾燥した中東でこのよう
な災害が起こることは非常に珍しい。5月には中東のイエメンやオマーンに
サイクロンが直撃し水害が起こった。以上はイスラエル在住のガリコ恵美子
さんの報告。ラオスでは7月23日に建設中のダムが長雨で決壊し大規模な洪
水被害をもたらした。7月上旬にはロシアのモンゴル国境付近のザバイカリ
エで観測史上最大の洪水が発生した。中国雲南省では毎年のようにどこかで
洪水が起こっているが今年も激しい豪雨により各地で河川が氾濫した。四川
省や甘粛省でも洪水が起こった。7月の西日本豪雨だけでなく世界中で未曽
有の豪雨や洪水被害が起きている。日本では7月に72時間降水量が全国の雨
量観測地点の一割強に当たる138地点で観測史上一位を更新した。中でも高
知県馬路村では1319mmになった。そして西日本豪雨が発生した。豪雨の後、
被災地に連日猛暑が襲った。気象庁はその猛暑を災害であるとした。

世界中で森林火災発生

世界気象機関(WMO)の7月20日の記者会見によると、ノルウエーでは北部
の北極圏で7月17日、7月としては史上最高の33.5℃を記録し、翌18日には北
極圏の別の場所で夜間の最低気温が25.2℃と日本の熱帯夜に相当する高い気
温を観測した。読売新聞7月21日の記事ではスウェーデンで7月中旬だけで高
温と乾燥による森林火災が50件以上も起きて国家の危機的状況だと伝えてい
る。APPによれば、ヨーロッパ北部で長期化している未曽有の熱波で北極圏
で森林火災が頻発し、ラトビア西部で大規模な山火事が起こっている。ラト
ビア政府は農業部門で非常事態宣言を出した。8月8日の共同通信の報道によ
れば7月23日から始まったカリフォルニア州の山火事でサンフランシスコ北
部の火災の焼失面積は8月6日までに東京都の半分以上に相当する1150平方キ
ロに達し4万人が避難している。日経新聞の報道によればギリシャでも時を
同じくして29日、大規模な山火事が起こり死者が91人に達した。山火事がギ
リシャのチプラス政権をゆすっている。日経新聞8月1日の記事にはシベリア
で800平方キロの森林火災が起きていると報じている。

世界中で猛暑・最高気温の更新

世界の異常気象を報じるインターネットのアース・カタストロフ・レビュ
ーによれば、地中海の海水温度が原因不明の異常状態で通常より5℃高い海
域もある。7月10日アリゾナ州南部で今まで見たこともないような超巨大な
砂嵐が発生した。7月15日フランス・リヨンで雹嵐によって風景が雪景色の
ようになった。巨大な積乱雲スーパーセルによるものである。北アフリカ
のアルジェリアのワルグラという町では7月5日、これまで一度も経験した
ことのない非現実的な気温51.3℃を記録した。カナダのケベック州では7月
16日、激しい熱波によって70人が死亡。

ニューズウィークの配信によれば、8月4日ポルトガル中部で46.4℃を記録。
スペイン南部で45.1℃になった。カリフォルニア州南部のインペリア郡
(人口17,000人)で7月24日世界史上最も暑い雨が降った。降り始め時点で
の気温が48.3℃だった。気温37.7℃以上で雨が降ることはほとんどない。
それ以上の気温の場合、高気圧がつきものだからである。

原因は

どうしてこのようなことになるのかというと、東京大学名誉教授山本良一
氏によれば、地球温暖化による影響がさらなる温暖化を加速させるポジテブ
フィードバックが起こっているからだという。北極圏の海水温が高くなり海
氷が激減している。高緯度地域の気温が上昇し赤道付近の気温との温度差が
少なくなるとジェット気流の流れが遅くなり大きく蛇行するようになる。そ
のことで世界各地で異常気象がもたらされているのだと言っている。日本の
7月の記録的な猛暑は太平洋高気圧が居座り続く中、その上にチベット高気
圧が大陸から張り出してきて二階建て構造になったからである。その気圧配
置の元を辿っていくとインド洋の海水温が東西で逆転していたからである。
通常はインド洋の海水温は東が高く西が低い、これが逆転するダイポールモ
ード現象が起きていたからである。根本原因は人間の欲望にあり、エゴの心にあり、科学技術の急速な発展にある。それが人類のカルマである。

2018年は始まりの始まりの年

今までは地球温暖化は人間活動によるものではないとする科学者の見解も多
く、人間活動による化石燃料の消費、CO2の増加が起因していると断定できな
い事もあった。しかし観測結果が積み重なり、そして実際に得られるデータ
と気温上昇がはっきり人間活動の増加によるものと断定できるようになった。
そして、予測された通りの異常気象が起こった。私は、2018年は誰の目にも
温暖化がはっきりした事実と具体的な体験として、人類が引き起こしている
ものだと自覚出来た年になったと思う。そういう意味でエポックな年になっ
たと思う。これからは毎年このような気象災害が起こるだろう。そして、ま
すます激しくなっていくと予測する。

後戻りできない深刻なことが起こる

私は中国やインド、東南アジア諸国の経済発展が始まった時に、「あー、
これで地球環境問題は深刻になる」と予想した。その時、思ったのは気温
上昇がどのくらいで、海面上昇がどのくらいになるか、だった。近年の海
面上昇は年間2mm前後である。2mmだったらさほど問題ではない。10年で2cm、
100年でも2cmだからだ。本当にそんな程度で済むかということである。南
極の氷が1/10融けると海面上昇は7メートルになる。これには海水温上昇に
よる膨張やグリーンランドの氷河融解は含まれていない。こうした中で、
8月7日インターネット上で驚くべきニュースが流れた。コペンハーゲン大学
、ドイツのポツダム気候影響研究所、オーストラリヤ国立大学などの研究者
がまとめた論文で、このまま極地の氷が融け、森林が失われ、温室効果ガス
の排出量が増え続ければ転換点となる、しきい値をこえる。そうなれば気温
は産業革命前よりも4~5℃上昇する。海面は現在よりも10メートルから60メ
ートル上昇する。という、衝撃的内容である。アメリカの気候科学者の第一
人者であるNASのジェームス・ハンセン氏が2012年講演した話では今世紀末
までに海面上昇は5メートルに達すると予測している。私たちの孫たちはそ
れを目撃することになる。

予測と対応

海面上昇は人類が築き上げた都市文明を崩壊させるであろう。その前に世
界各地で河川が氾濫し、沿岸地域は巨大台風などの暴風被害により多大な損
失を被ることとなろう。気候変動で食料が生産できず世界各地で飢饉が起こ
るだろう。安全な場所を求めて民族移動が起こる。それが軋轢になって戦乱
が起こるだろう。気候変動はテクノロジーでは解決できないと私は考える。
私はどう考えても悲観的な結論になってしまう。我々は困難な状況に陥る前
に備えるときが来たと思う。我々は人間の暮らしの原点に帰って、何が起こ
っても大丈夫に暮らしていける方法を見出す時が来たと思う。人間に必要な
最低限は何か、昔の人の暮らしはどうだったか研究してほしい。この状況下
、AIも地方に移住することを勧めている。若い世代の皆さんに地方都市近郊
や中山間地域への移住を勧めたい。そこに新しい価値観の理想郷を築いてほ
しいと思う。今の生活を替えられない人はそのようなことが起こるだろうと
予測してビジネスに役立ててほしい。ピンチはチャンスと考えて積極的に生
きる生き方もあります。

結論・パニックにならないために一歩先を行く

スーパーコンピューター・地球シミュレータは2027年に温暖化限界値+2℃
を越えてしまうと予測している。そうなれば温暖化が加速して、もう後戻り
できなくなる。負のスパイラルが始まる。福島第一原発事故よりも、もっと
大変なことが起こりつつあるのです。ノアの箱舟のような、未曽有の災害多
発の困難を乗り切るための『安全な砦』が必要な時代が始まったのかもしれ
ません。志ある日本の若者よ、機会を捉えて洪水の危険性がない中山間地域
に移住してください。それが自分と家族と子孫を安全に守る道だと私は考え
ています。世界中でそのように考える人が増えつつあります。これからの時
代は地方に移住した方が良いか、首都圏に住み続ける方が幸せかは意見が分
かれるところなので、それぞれの人の立場で広く情報を集め、分析し深く観
察し先の先を考えてください。

<著:坂本知忠>
(協会メールマガジン2018/8月第84号からの転載です)

2019年プレクシャ・メディテーション・キャンプ

伊豆・河津町、今井浜海岸から2キロほど山中に入ったいりあい村は佐藤松義先生が後世に沖道ヨガを伝え残すべく開設した道場で、ライフサイエンスYOGA道場と呼ばれています。今年のプレクシャ・メディテーション合宿は皆さまにこの素晴らしい施設を知っていただくために、いりあい村で行います。河津町は海あり山あり温泉ありの、伊豆半島東海岸の有名観光地です。

プレクシャ・メディテーションが初めての人、学び続けている古い生徒さん、指導士、講師の先生 皆が一堂に会し親睦を深め合うキャンプを開催します。皆さんお誘いの上参加ください。

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。

 

はじめてのプレクシャ・メディテーションVol5

4月にスタートしましたプレクシャ・メディテーションの週末クラス・第五回目になります。

プレクシャ・メディテーションは、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

理論面、実践面ともに、細かく体系的に構築されている瞑想法であるため、説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。

理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

内容)
講義:呼吸とは何か?呼吸の深い宗教哲学的な意味
実習:シュヴァーサ・プレクシャ(呼吸の観察瞑想)

*指導者養成講座Lv1では さらに下記の内容についての講義をお聞きいただけます:

ジャイナ教瞑想と仏教瞑想の相違点と類似点とは何か?
マントラを唱える意味とは何か?

身体の宗教哲学的意味とは何か?
肉体、電磁気体、カルマ体、魂とは何か?
8つの主要なケンドラとは何か?

日時:8月18日(日)10-12時(開場:9時半)

会場:池袋駅西口・平舎Hiraya(住所:豊島区西池袋5-12-3

受講料:2000円

講師:坂本知忠

日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長
福島県重文民家・叶津番所オーナー
みずなら只見ユイ道場主
プレクシャ・メディテーション研修のため渡印12回
2015年プレクシャ・アウオード受賞
著書)「ジャイナ教の瞑想法」「勝利者の瞑想法」「坐禅の源流印度へ」「白神山地」「虹のクリスタル・ワーク」「ジャイナ教の瞑想法」他

問合先:日本プレクシャ・ディヤーナ協会(japan@preksha.com)

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。

2019年9月スタート!プレクシャ・メディテーション 指導士養成講座 LvⅡ

プレクシャ・メディテーションの2019年指導者養成講座LvⅡの日程が決定しましたので、ご案内いたします。お申込みは各回をご選択後、申込フォームよりお願い致します。

第1回 9月5日 講義:ジャイナ教哲学 実習:4ステップ瞑想の復習
第2回 9月12日 シャリーラ・プレクシャ 上級① 講義と実習
第3回 9月19日 シャリーラ・プレクシャ 上級② 講義と実習
第4回 9月26日 チャイタニヤ・ケンドラP①講義と実習
第5回 10月3日 チャイタニヤ・ケンドラP②講義と実習
第6回 10月10日 レーシャ・ディヤーナ①講義と実習
第7回 10月17日 レーシャ・ディヤーナ②講義と実習
第8回 10月24日 アヌ・プレクシャ 沈思黙考 講義と実習
第9回 11月21日 アヌ・プレクシャ 自己暗示 講義と実習
第10回 11月28日 特別瞑想マントラ・メディテーション 地火風水空の瞑想
第11回 12月5日  6種瞑想連続実習① 1.5時間瞑想
第12回 12月12日 6種瞑想連続実習② 2時間瞑想
特別講座12月19日 内容未定

 

コラム:肉体はリサイクル品

時間の経過とともに、この世の物質的な物は全て変化してしまう。この世の中の柔らかい物も固い物も全てが変化する。流れて時が過ぎれば全ての物は、違った場所で違った物になっている。

諸行無常という変化の自然法則の中で、似たような現象が前後で少し形を変えるがパターンになって繰り返し発生することがある。それが循環の自然法則である。循環とは地球の回転によって生起している朝昼晩の繰り返しであり、季節の巡りである。陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ずる法則でもある。春になれば桜の木が満開の花を咲かせるが、桜の木そのものは前年の木と同じでも、一年の間に盛衰して違った木になっている。満開の桜の花も咲き方が前の年とは違っている。経済現象や歴史も特定のパターンが繰り返される。個々の株式相場の上げ下げも循環として考えることが出来る。

私たちの呼吸も循環そのものであり、血液の流れ、生命力の流れも循環である。河の流れも大気も循環して変化はとどまることがない。

そういう循環法則の中で宇宙そのものが変化して流れている。超新星爆発で粉々に飛び散った岩石やガスを材料として新たな恒星が誕生する。新たな星は爆発飛散した古い星の棄てた物質を素材として星自身を創っていく。循環の中で陰陽が入れ替わり、拡散力と収縮力が入れ替わっている。

私たち人間の肉体も宇宙的大きな流れの中の循環現象の現れであり、すべてリサイクル品によって成り立っている。私たちの肉体はリサイクル品なのだ。以前、誰かが捨てたものを使って私たちは自分の肉体を作っている。そして私たちは自分が使って不要になったものを再度リサイクル品として廃棄している。リサイクル品を使って自分の肉体を作り、使用済みのいらなくなった物をリサイクル品として誰かに再度使って貰うべく捨てている。それを受胎したときから死ぬまでずっと継続してやっているのだ。

人間の死体は分解して全て地球上で原子・元素に還元される。その原子・元素は植物や動物や他の人にも使われることがあるかも知れない。たとえすぐに使われないとしても、流れて時が過ぎれば、地球の崩壊とともに宇宙空間にばらまかれる。さらに時が過ぎれば宇宙空間のどこかの惑星で全く別の生き物がリサイクル品として私たちの肉体を構成していた原子・元素を使うだろう。そう考えれば果たして墓を作ることが真実のことかどうか疑わしくなる。その反対に地球そのものが私たちの実家であり、墓地であると考えることが出来るかもしれない。

私たちが吸っている空気は地球上の他の生き物、植物や、動物や他の人間がすでに使って棄てたものである。以前に誰かが吐いた空気を私たちは今、吸っている。私が今吸っている空気の中には、大昔の聖者、仏陀やマハーヴィーラが呼吸した空気の一部が含まれているかもしれない。そう考えれば呼吸によって私は仏陀やマハーヴィーラとつながっているのだと思える。好きな人だけでなく呼吸を通じて嫌いな人とも繋がっていると理解できる。混みあった電車の中で乗り合わせた乗客たちは誰かが吐いた息を吸い、自分が吐いた息を誰かが吸っている。呼吸を通じて乗り合わせた乗客たちはリサイクルの空気によって繋がっている。このように、私達は他との繋がり無くして一人だけ単独では存在することが出来ないのである。

私が今飲んだ水はかって誰かが使ったリサイクル品である。私が今日排泄した小便はリサイクルされてビールその他の飲み物になるかも知れない。その飲み物を誰かが飲む。私が排泄した大便は、やがて肥料になり作物の中に養分として吸収されて、再び誰かの食物になるかもしれない。

私たちが口から摂取している飲み物や食べ物は地球規模のリサイクル品、使い回し品である。そのリサイクル品を通じて私たちは過去現在未来の全ての存在達と御縁で結ばれている。私たちは個であると同時に全体である。私たちが生涯の間に摂取するリサイクル品としての飲み物や食べ物は甚大な量である。どれくらいの量になるかイメージすることすら難しい。その甚大な量のリサイクル品が私たちの肉体を作り、活動のためのエネルギーを生み出して、私たちの生存を支えている。

私たちの肉体はリサイクル品なので本当の私ではない。本当の私はそのリサイクル物質を使用し廃棄しているアートマンと呼ばれる魂である。魂がリサイクル品でつくった肉体を使用しているのである。魂がその人にとって必要な物質を集めて肉体を作り維持している。肉体を維持するために必要なものを集荷し取り入れ、使用し、不要になれば廃棄している。そのように肉体をリサイクル品と思えれば、肉体への執着が希薄になる。肉体に対する執着が無くなれば、恐怖や不安が無くなり非暴力が実践できる。

魂はリサイクル品ではない。魂は変化するものではないからだ。魂は物質ではない。作られたものではないから、無くならないし滅びもしない。魂はあらゆるものの中に浸透し行き渡って偏在である。何処かに行くこともなければ、何処からか来るものでもない。

その魂であるアートマンがリサイクル品を使って人生を体験している。生きていることの体験は魂にある種の汚れをもたらす。その汚れであるカルマがヴァーサナーになって使うべきリサイクル品の選別に関与している。だから私たちはその魂に付いた汚れのことを知らなくてはならない。また、私たちは魂と肉体は完全に別物であるということを理解しなければならない。肉体はリサイクル品でできているということ、その肉体は私ではないと言うことを完全に理解しなければならない。諸行無常の物質世界の原則が当てはまらない魂についても理解しなければならない。それらのことが理解できれば魂を中心にした生き方が出来るようになる。魂を中心にした生き方のことを正しい生き方と言うのである。魂に付着した汚れをとることがプレクシャ・メディテーションの目的である。魂の汚れが完全に無くなり純粋になることをモークシャという。モークシャに一歩でも近づくことが人生の意味である。

<著:坂本知忠>
(協会メールマガジン2018/7月第83号からの転載です)

はじめてのプレクシャ・メディテーションVol.4

4月にスタートしましたプレクシャ・メディテーションの週末クラス・第四回目になります。

プレクシャ・メディテーションは、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

理論面、実践面ともに、細かく体系的に構築されている瞑想法であるため、説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。

理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

内容)
講義:プレクシャ・メディテーションの特徴-三つの身体と魂について
実習:プレクシャヨガ/アンタールヤートラ(内なる旅)

*指導者養成講座Lv1では さらに下記の内容についての講義をお聞きいただけます:

ジャイナ教瞑想と仏教瞑想の相違点と類似点とは何か?
マントラを唱える意味とは何か?

身体の宗教哲学的意味とは何か?
肉体、電磁気体、カルマ体、魂とは何か?
8つの主要なケンドラとは何か?

日時:7月14日(日)10-12時(開場:9時半)

会場:池袋駅西口・平舎Hiraya(住所:豊島区西池袋5-12-3)
*会場は5月以降変更になる可能性があります

受講料:2000円

講師:坂本知忠

日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長
福島県重文民家・叶津番所オーナー
みずなら只見ユイ道場主
プレクシャ・メディテーション研修のため渡印12回
2015年プレクシャ・アウオード受賞
著書)「ジャイナ教の瞑想法」「勝利者の瞑想法」「坐禅の源流印度へ」「白神山地」「虹のクリスタル・ワーク」「ジャイナ教の瞑想法」他

問合先:日本プレクシャ・ディヤーナ協会(japan@preksha.com)

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。

はじめてのプレクシャ・メディテーションVol.3

4月にスタートしましたプレクシャ・メディテーションの週末クラス・第三回目になります。

プレクシャ・メディテーションは、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

理論面、実践面ともに、細かく体系的に構築されている瞑想法であるため、説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。

理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

内容:
講義・実習
アンタールヤートラ/内なる旅

深い瞑想に導く前提条件と中枢神経の強化
瞑想の基礎的練習

*指導者養成講座Lv1では さらに下記の内容についての講義をお聞きいただけます:

ジャイナ教瞑想と仏教瞑想の相違点と類似点とは何か?
マントラを唱える意味とは何か?

身体の宗教哲学的意味とは何か?
肉体、電磁気体、カルマ体、魂とは何か?
8つの主要なケンドラとは何か?

日時:6月9日(日)10-11時半(開場:9時半)

会場:池袋駅西口・平舎Hiraya(住所:豊島区西池袋5-12-3)
*会場は5月以降変更になる可能性があります

受講料:2000円

講師:坂本知忠

日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長
福島県重文民家・叶津番所オーナー
みずなら只見ユイ道場主
プレクシャ・メディテーション研修のため渡印12回
2015年プレクシャ・アウオード受賞
著書)「ジャイナ教の瞑想法」「勝利者の瞑想法」「坐禅の源流印度へ」「白神山地」「虹のクリスタル・ワーク」「ジャイナ教の瞑想法」他

問合先:日本プレクシャ・ディヤーナ協会(japan@preksha.com)

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。

コラム:四つの身体と霊的色彩光

ヴェーダンタ哲学とジャイナ教哲学では、人間の身体は目に見える粗雑な物
質の肉体と、精妙な物質的身体である電磁気的な体と、最も微細な物質からな
る体原因と、物質でない魂が層のように結合したものだと説いている。

ジャイナ教ではその四つを肉体、テジャス体(電磁気的な身体)、カルマ体
(原因体、汚れた魂、個我の源)、ドラビヤ・アートマン(純粋な魂)に分け
て説明している。

ヴェーダンタ哲学では肉体(粗雑な体・アンナマヤ・コシャ・食物で出来た
体)、スークシュマ・シャリーラ(精妙な体)、カーラナ・シャリーラ(原因
体・潜在意識)、アートマン(魂)に相当する。

仏教では魂を説明しないので身体の複合性・重層性を説かないが、四つの身
体を説くジャイナ教とヴェーダンタ哲学には共通の思想がある。『スワーミー
・メーダサーナンダ著「輪廻転生とカルマの法則」参照。』

魂の二面性についても純粋なる魂をヴェーダンタ哲学でシュッダートマンと
言い、ジャイナ教ではドラビア・アートマンという。本性が覆い隠された魂を
ヴェーダンタ哲学ではジヴァートマンと言い、ジャイナ教ではパーヴァ・アー
トマンと言う。何によって魂が本性を覆い隠されるのか。ヴェーダンタ哲学で
は、それは無知・マーヤ(迷い)であると説いている。その迷いとは誤解、妄
想、迷信である。

ジャイナ教では魂に付いた汚れであるカルマ(業)であるとして、中でもカ
シャーイが原因であるとしている。カシャーイとは怒り、慢心、虚偽、強欲の
ことである。ジャイナ教では全ての生き物の魂にはカルマが付着していて、カ
ルマが原因となって輪廻が起こっていると説いている。そして輪廻する魂を持
つ生き物全てをジーヴァと呼んでいる。汚れたジーヴァの魂が純粋になること
がモークシャ(解脱)であり、モークシャに到達することが全ての輪廻する魂
の目標である。人間として肉体を持った状態でモークシャに到達した人をアラ
ハン又はアラハトと言う。アラハトが肉体を捨てて魂だけになるとモークシャ
に到達しているので、もう輪廻転生が起こらない。その輪廻転生しない肉体を
持たない魂をシッダと言う。ジーヴァという言語、シッダという言語はジャイ
ナ教由来のものである。もしかするとヴェーダンタ哲学で説く四つの体は、い
つの時代か、ジャイナ教哲学の影響を受けているのかもしれない。

ジャイナ教哲学では純粋なる魂は色彩を超越した まばゆく輝くものであるが
、純粋なる魂にカルマが結びつくと輪廻する魂、ジーヴァ、つまり生き物、生
命になる。生命の中の魂はある種のバイブレーションを起こしている。その精
妙なバイブレーション(ある種の周波数を持った波動)が周囲に存在している
様々な微細な物質を引き寄せる。その微細な物質が魂に付着してカルマの材料
となる。人間であれば、五つの感覚器官を通じて微細な物質が魂に引き寄せら
れてくる。色、音、味、匂い、触感として微細な物質が魂に入ってくる。それ
は外から内への方向性である。

魂の内奥から常にある種の霊的精神的エネルギーが身体外部に放射されてい
るが、そのバイブレーションは内から外に向かって放射されるときに魂に付い
た汚れの影響を受けて着色される。それがジャイナ教哲学でいうレーシャとい
う霊的色彩光である。霊的色彩光はカルマ体(アートマンにカルマが結びつい
て出来た原因体であり、自我意識であり、個我でもある。)のカシャーイ領域
を通過するときにカシャーイに影響されて着色される。原因として蓄積されて
いるカルマによってカシャーイ(情欲・パッション)が出来てくるが、カシャ
ーイの領域を通過して着色されたレーシャは、次にカルマ体のアデヴァシャー
イの領域に入り、感情が生起する元となるエネルギーを生み出している。この
段階(カルマ体の段階)ではレーシャの周波数が高いので我々はまだ霊的色彩
光を知覚することはできない。

レーシャがテジャス体に入ると周波数が低くなり、テジャス体に流入したレ
ーシャは生命力や内部感覚に影響し、テジャス体のレーシャの領域(霊的色彩
光の見える領域)に到達すると我々はレーシャの色を知覚することが出来るよ
うになる。更にレーシャが肉体のレヴェルに入ると中枢神経に到達し内分泌系
に影響を及ぼして、そこで化学物質・ホルモンが分泌され感情が生起する。感
情によって思考が生まれ、知性が心で考えたことを分析判断し決定する。決定
することで行動となる。行動の源を辿っていくとカシャーイがその根源となっ
ていることが解り、行為の結果であるカルマがそのカシャーイを生み出してい
ると理解できる。

又、カルマはレーシャに引き寄せられていることがわかる。つまりレーシャ
が我々の行動の全ての根源だということがわかる。レーシャによって我々は行
動させられ、そしてその行動が新たなカルマを引き寄せ新たな原因を作ってい
るのである。

だからカルマを変えたかったらレーシャを変えればよい。それがジャイナ教
のカルマを変える瞑想法レーシャ・ディヤーナの理論である。霊的色彩光の知
覚を通じてレーシャの色をより良い色彩に変えていく、因果律の負の連鎖を正
の連鎖に変えて魂の純粋化を目指すのである。

カルマによって汚れた魂となったパーヴァ・アートマンをもつジーヴァ(生
き物、特に人間)が修行によってアカルマ(純粋)になると、モークシャが達
成されて輪廻転生しない普遍的なドラヴィア・アートマンになる。このことを
解脱と言う。解脱がジャイナ教・仏教・ヒンドゥー教の理想である。それは、
今も昔も変わらない。レーシャ・ディヤーナ(霊的色彩光の知覚)は瞑想の目
的と目的地とそこに到達する方法を示している。

感情を生み出すホルモンの内分泌線と関係が深いケーンドラ(チャクラとも
いう)という霊的中心点に善い色彩をイメージし、善い言葉と共に潜在意識で
あるカルマ体に浸透させる。この瞑想の継続によって我々の潜在意識は変容し
カルマも変わり、カシャーイも善きものとなる。

自分自身を知るというのは自己のカルマを知ることである。自己コントロー
ルとは自己の行為の結果であるカルマによって作られたカシャーイをコントロ
ールすることである。また、カルマによって形成された心の癖、願望、傾向、
好みであるヴァーサナー・サムスカーラをコントロールすることでもある。

我々は自分自身を肉体としての体だけであると見ていたのでは救われない。
常に肉体だけでなく、自分の体を電磁気的な体として、原因の体として、純粋
なる魂として見なくてはならない。それが、自分で自分を救う道である。ジュ
ニヤーナの道、智慧のヨガ、論理的思考を好む人の歩む道、プレクシャ・メデ
ィテーションがそれである。

<著:坂本知忠>

(協会メールマガジン2018/6月第82号からの転載です)

はじめてのプレクシャ・メディテーションVol.2

初めての方にプレクシャ・メディテーションを学んでいただくためのクラス「はじめてのプレクシャ・メディテーション」を4月に第一回目を開催した後、今回が第2回目になります。

プレクシャ・メディテーションは、今から約2600年前、ブッダの時代からインドに伝わる古代瞑想法を、やはり仏教と同じ時代から存在し受け継がれている古代宗教ジャイナ教(テーラパンタ派)の前最高指導者であるアチャーリヤ・マハープラギャ師が、最新科学の知見を採り入れて現代的に再構成した古くて新しい瞑想法です。

理論面、実践面ともに、細かく体系的に構築されている瞑想法であるため、説明が平易で、初心者でも簡単にはじめられる内容になっています。

理論的には非常に深遠な内容を含んでいますので、他の瞑想やヨガに通じた人、親しんでいる人にも大いに参考になります。

内容:
講義-プレクシャ・メディテーションの全体像と概略2

瞑想とは何か?
プレクシャ・メディテーションとは何か?

実習-プレクシャ・メディテーションの基本:カーヨウッサグ(完全なるリラクゼーション)

*指導者養成講座Lv1では さらに下記の内容についての講義をお聞きいただけます:

ジャイナ教瞑想と仏教瞑想の相違点と類似点とは何か?
マントラを唱える意味とは何か?

身体の宗教哲学的意味とは何か?
肉体、電磁気体、カルマ体、魂とは何か?
8つの主要なケンドラとは何か?

日時:5月12日(日)10-11時半(開場:9時半)

会場:池袋駅西口・平舎Hiraya(住所:豊島区西池袋5-12-3)
*会場は5月以降変更になる可能性があります

受講料:2000円

講師:坂本知忠

日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長
福島県重文民家・叶津番所オーナー
みずなら只見ユイ道場主
プレクシャ・メディテーション研修のため渡印12回
2015年プレクシャ・アウオード受賞
著書)「ジャイナ教の瞑想法」「勝利者の瞑想法」「坐禅の源流印度へ」「白神山地」「虹のクリスタル・ワーク」「ジャイナ教の瞑想法」他

問合先:日本プレクシャ・ディヤーナ協会(japan@preksha.com)

申込先:こちらお申込み
*リンク先へ移行できない方は「問合先」まで氏名、携帯電話をご明記の上、お申込みください。